
本日上映された『あきれた日常』俳優ベルト・ハルフット氏をお迎えしての舞台挨拶、及びディスカッションを開催しました。その内容をご紹介します。

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【ディスカッション】
Q:日本では原作がこれから販売されると聞いていますが、本国ではどのような評判がある本であり、映画化へどのような背景があったのでしょうか。
A:この作家は自伝的小説なんです。映画で見ていただいたいろいろな事件はある意味すべて本当にあったことなんです。デミトリーという作家の小説はベルギーでも非常にヒットしました。まるまる監督にとりましても非常にヒットしました。オランダでもヒットしました。
Q:ハルフットさんは本作への出演が決まったときどう思いましたか。
A:私もこの本を読んで非常に面白かったし、ふぇりっくすがこれで映画を作ると聞いたのでメールを送ってオーディションを受けたいといい、オーディションで役をもらえて本当にうれしかったです。
金曜日までは大阪にいて、土曜日は同じ監督のオーディションを受けるので、大阪にいながらも勉強をしています。
Q:どのような勉強をするのでしょうか。
A:この映画のオーディションでは、1回目で父親役、2回目で実際に家族のように集まらせてその中で、いろんなシーンを演じてみて、本当の家族のようにその時間を過ごして4人の兄弟を選びました。

Q:裸の自転車レースとビール飲みコンテスト、あれは実際にあるのでしょうか。またほかにも何かあれば教えてください。
A:裸の自転車レースは本当にはなくて、小説の中には一文だけあり、小説では下着を着ていましたが映画ではああなりました。ビール飲みはこの作家が生まれたアウストという村では3日間に渡って行われて、最後に女の人が女装するというのはあります。
カンヌでは本当に(裸で自転車を)やりました。すごくヘンでした。
Q:この撮影のためにどういう準備をされましたか。特に撮影で一番難しかったことは何でしょうか。
A:撮影を始める前に家族を集めて7日間ぐらい台本を読むというリハーサルをやりました。カメラマンも監督もいて、何度も読みました。ふつう映画の撮影ではこういうリハーサルはやりませんが、今回これはよかったです。1週間これをやったあとで、私の役がいつも酔っぱらったようなしゃべり方を身につけて。
Q:この役をすることであなた自身はどんなメッセージを伝えたかったでしょうか。
A:こういう役ですが、私が演じた役のキャラクターを守るというか、負け犬ですし、ああいう役柄ですからみても好きにはなれない役ですが、私自身が彼を擁護し、お客様にイキイキとみてもらえるように演じました。
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今年の大阪ヨーロッパ映画祭で唯一の俳優ゲストとなるベルト・ハルフット氏は、作品で観るのとは違ってスマートでとても素敵でした。昨年のヤン・デ・クレール氏といい、ベルギーの俳優さんは本当に魅力的ですね。帰国後のオーディションで是非新しい役を得て、また新作を日本でご紹介したいです!
第17回大阪ヨーロッパ映画祭のラストを飾る、素敵なゲストでした